遮熱の効果と根拠

室温・冷房負荷・電気代の目安と、遮熱と断熱の違い。依頼範囲はサービス、義務化は熱中症対策ページへ。

施工前後の温度差(室温・屋根面)

サーモで見たときの変化イメージです。折板屋根の表面温度と、室内側への影響をあわせてご覧ください。

遮熱シート施工で、屋根の熱を抑える

施工前と施工後で、温度の見え方が変わります

施工前の天井サーモ。約80℃で赤〜黄白に見える施工前
約80℃天井・屋根面の温度イメージ
表面温度−約30℃赤黄 → 紫黒
施工後の天井サーモ。約50℃で紫〜黒に見える施工後
約50℃天井・屋根面の温度イメージ

天井・屋根面の温度が下がると輻射が減り、室温と冷房負荷の改善につながります。電気代の試算は下のグラフを参照してください。

サーモ画像はFLIR風のイメージです。折板屋根は夏に約80℃まで上がることがあり、遮熱後は表面温度が約30℃下がる例(約50℃前後)が報告されています。

御社の条件で室温・電気代を試算

遮熱と電気代・冷房負荷

冷房負荷が下がると、夏季の電気代も抑えやすくなります。公開事例の削減幅 15〜27% を用いた試算例です。

電気代削減シミュレーション(試算例)

冷房負荷が下がると、電気代も抑えやすくなります

例:夏季の月額電気代 80万円 の施設。数多くの事例の削減幅 15〜27% で換算しています。

冷房負荷
施工前
100%
施工後
73〜85%

負荷が 15〜27% 軽くなりやすい目安です。

室温

3〜8℃

下がりやすい目安。最大約11℃の報告も

御社の条件から、電気代削減のシミュレーションが可能です

効果を試算する

試算例です。施設の種類・空調比率・稼働時間で変わります。正式な数字は調査のうえでご案内します。

月額を入れて試算する / この内容で相談する

空調を強くしても暑い理由

熱の出入りのうち輻射が 約75% 。空調が扱えるのは対流(約20%)で、屋根から落ちる輻射は残り続けます。

遮熱と断熱の違い

遮熱は輻射を入口で返す。断熱は入った熱の移動を遅らせる。夏の折板屋根では、まず遮熱が効きやすいです。

遮熱シート

入る前に返す

日傘のイメージ

屋根に来る輻射熱を反射し、室内へ入る熱そのものを減らします。

  • 効果が早く出やすい
  • 薄い・軽い
  • 夏の暑さ対策が主戦場

断熱材

入った熱を遅らせる

魔法瓶のイメージ

すでに入った熱の移動を遅らせ、室内の温度変化をゆるやかにします。

  • じわっと効く
  • 厚みが出やすい
  • 保温・結露対策にも向く

工場・倉庫の「夏がどうにも暑い」には、まず屋根からの輻射を返す遮熱が効きやすいです。両方入れる現場もあります。

冬は、熱の向きが変わるだけ

輻射は双方向です。夏は外からの熱を返し、冬は室内の暖房の熱が屋根へ逃げるのを返します。冬は保温に寄与し、暖房費も抑えやすくなります。

夏外からの輻射を返す

折板屋根は表面が 70〜80℃ まで上がることがあります。冷房負荷の公開幅は 15〜27%。

冬室内の熱を、外へ逃しにくい

ストーブや空調の輻射が屋根から抜けるのを返します。保温に寄与し、暖房費も抑えやすくなります。

数字の出典

  1. ライフテック「サーモバリアの効果・試験」静岡大学工学部との屋外比較。室内最大約9℃、屋根下暖気塊約4℃、電気料金最大約27%。
  2. ライフテック「温度計測結果の報告書」屋根裏5〜9℃低下。冷房電力は約18%、屋根が主因なら最大約27%と試算。仮定付き。
  3. ライフテック「スカイ工法」反射率97%、室内最大約11℃、冷房熱負荷約30%低減、折板屋根は夏70〜80℃まで上がると説明。
  4. 山創 よくある質問 / サーモバリア説明室内最大約11℃、エアコン電力約30%、空調電力20〜30%削減と記載。
  5. 山創 施工費用ページの食品倉庫実測神戸の食品倉庫。屋根表面−31.1℃、内側天井−8.3℃。8〜10月で電気代約93万円減(24時間・低設定の特殊条件)。
  6. 日本遮熱 トップヒートバリアー熱移動の約75%が輻射、遮熱材の反射性能98%、塗料は60〜80%と説明。室温の一律値は出さない方針。
  7. ナカゼ(メーカー公開値の再掲)輻射約75%、反射97%、室内最大−11℃、屋根表面の施工部/未施工部差のサーモ例。
  8. 内田金属 本社工場の実測稼働工場での比較。ピーク時の室温差は最大−3.4℃。大空間の現場値として下限側の参考。

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