負荷が 15〜27% 軽くなりやすい目安です。
遮熱の効果と根拠
室温・冷房負荷・電気代の目安と、遮熱と断熱の違い。依頼範囲はサービス、義務化は熱中症対策ページへ。
施工前後の温度差(室温・屋根面)
サーモで見たときの変化イメージです。折板屋根の表面温度と、室内側への影響をあわせてご覧ください。
遮熱シート施工で、屋根の熱を抑える
施工前と施工後で、温度の見え方が変わります
施工前
施工後天井・屋根面の温度が下がると輻射が減り、室温と冷房負荷の改善につながります。電気代の試算は下のグラフを参照してください。
サーモ画像はFLIR風のイメージです。折板屋根は夏に約80℃まで上がることがあり、遮熱後は表面温度が約30℃下がる例(約50℃前後)が報告されています。
遮熱と電気代・冷房負荷
冷房負荷が下がると、夏季の電気代も抑えやすくなります。公開事例の削減幅 15〜27% を用いた試算例です。
電気代削減シミュレーション(試算例)
冷房負荷が下がると、電気代も抑えやすくなります
例:夏季の月額電気代 80万円 の施設。数多くの事例の削減幅 15〜27% で換算しています。
試算例です。施設の種類・空調比率・稼働時間で変わります。正式な数字は調査のうえでご案内します。
空調を強くしても暑い理由
熱の出入りのうち輻射が 約75% 。空調が扱えるのは対流(約20%)で、屋根から落ちる輻射は残り続けます。
輻射
約75%
屋根から落ちる熱。空調では取れない。遮熱が返す領域です。
対流
約20%
空気が運ぶ熱。エアコンが担当する領域です。
伝導
約5%
部材を伝う熱。断熱材が遅らせる領域です。
遮熱と断熱の違い
遮熱は輻射を入口で返す。断熱は入った熱の移動を遅らせる。夏の折板屋根では、まず遮熱が効きやすいです。
遮熱シート
入る前に返す
日傘のイメージ
屋根に来る輻射熱を反射し、室内へ入る熱そのものを減らします。
- 効果が早く出やすい
- 薄い・軽い
- 夏の暑さ対策が主戦場
断熱材
入った熱を遅らせる
魔法瓶のイメージ
すでに入った熱の移動を遅らせ、室内の温度変化をゆるやかにします。
- じわっと効く
- 厚みが出やすい
- 保温・結露対策にも向く
工場・倉庫の「夏がどうにも暑い」には、まず屋根からの輻射を返す遮熱が効きやすいです。両方入れる現場もあります。
冬は、熱の向きが変わるだけ
輻射は双方向です。夏は外からの熱を返し、冬は室内の暖房の熱が屋根へ逃げるのを返します。冬は保温に寄与し、暖房費も抑えやすくなります。
折板屋根は表面が 70〜80℃ まで上がることがあります。冷房負荷の公開幅は 15〜27%。
ストーブや空調の輻射が屋根から抜けるのを返します。保温に寄与し、暖房費も抑えやすくなります。
数字の出典
- ライフテック「サーモバリアの効果・試験」静岡大学工学部との屋外比較。室内最大約9℃、屋根下暖気塊約4℃、電気料金最大約27%。
- ライフテック「温度計測結果の報告書」屋根裏5〜9℃低下。冷房電力は約18%、屋根が主因なら最大約27%と試算。仮定付き。
- ライフテック「スカイ工法」反射率97%、室内最大約11℃、冷房熱負荷約30%低減、折板屋根は夏70〜80℃まで上がると説明。
- 山創 よくある質問 / サーモバリア説明室内最大約11℃、エアコン電力約30%、空調電力20〜30%削減と記載。
- 山創 施工費用ページの食品倉庫実測神戸の食品倉庫。屋根表面−31.1℃、内側天井−8.3℃。8〜10月で電気代約93万円減(24時間・低設定の特殊条件)。
- 日本遮熱 トップヒートバリアー熱移動の約75%が輻射、遮熱材の反射性能98%、塗料は60〜80%と説明。室温の一律値は出さない方針。
- ナカゼ(メーカー公開値の再掲)輻射約75%、反射97%、室内最大−11℃、屋根表面の施工部/未施工部差のサーモ例。
- 内田金属 本社工場の実測稼働工場での比較。ピーク時の室温差は最大−3.4℃。大空間の現場値として下限側の参考。